子育てママのslow life

1児の母、会社員、妻、女。仕事・育児・家事・趣味など日々考えていることを綴っていきます。

顔全体のシミ取り(老人性色素斑のレーザー治療の経過観察日記)

30代、顔のシミが気になりだした

30代になり、顔全体に小さく、ぽつぽつとシミができ始めてしまいました。

遠目で見たらそんなに目立たないし、化粧をすれば隠れる程度。他人からしたら気にすることではないのかもしれませんが、毎日鏡で自分の顔を見るたびに気になってしまいます。

自分の顔を見るたびに「このシミがなくなれば、、」と思ってしまうくらいなら、取ってしまおう!ということで美容皮膚科へ行ってみることにしました。

 

シミには色々な種類がある

今回お世話になったのは、品川スキンクリニックです。

検索エンジンで「シミ、レーザー、美容皮膚科」などと検索すると大体1番最初に引っかかってきます。SEO対策ばっちりの美容外科ってちょっと信用できないかも、、と思いつつも比較対象もないのでweb予約をしたうえで通院してみました。

1回目の受診時は、簡単な問診票を記入してから病院の先生による診察を受けます。

一緒に鏡を見ながら自分の気になる個所を伝えます。

私の顔にできているシミは、老人性色素斑と、肝斑だという診断でした。顔にできるぽつぽつしたシミのほとんどは、老人性色素斑で年齢が上がるにつれて濃く大きくなるとのことでした。

また、肝斑は30代~40代の女性に多く、出産などによる女性ホルモンの変化が関係しているということでした。なので、50代以降に肝斑がひどくなることはほとんどないそうです。肝斑は老人性色素斑とは違い、ほほの広い範囲にもやっと広がるシミです。

 

シミの種類によってレーザーの種類も違う

複合的なシミだという診断結果に対して、一度に対応できる施術はないという事です。シミの種類ごとにレーザーの種類が異なるので、どのような順番で施術を行うかは病院と相談するのが良さそうです。

私は自分が一番気になっている老人性色素斑を改善する施術を行うことにしました。

 

施術について

私が行った施術は、品川スキンクリニックのフォトシルクプラスというレーザー治療です。この施術は初回に限り7,260円で受けることができます。2回目以降は14,000円ほどだったかと思います。

施術は1か月に1回、4~5回程度繰り返すことで顔のシミ(老人性色素斑)が目立たなくなるそうです。

施術前に、メイクを落とします。メイク落としや、施術後のメイク道具の貸し出しもありますので、スッピンで帰らなくてはいけない、、なんてことにはなりません。

施術はまず、髪や眉毛に光が当たらないようにタオルと保護テープを付け、目に光が入らないようにゴーグルを付けます。その後、顔全体にジェルを伸ばして光を当てていきます。

レーザーが当たるとパチンと顔にちょっとした痛みと熱を感じます。脱毛サロンに行ったことがある人はそれと同じような感覚だと思ってください。

20分ほどで施術は完了します。施術後、若干顔がヒリヒリして火照ったような感じでしたが、特に問題はなく、その日から洗顔もメイクも普通に行ってOKとのことでした。

 

施術後1日後

施術後1日後の写真です。

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施術後すぐに、もともとシミがあった箇所がさらに濃くなりました。この黒くなったところが10日前後でかさぶたになり、自然に剥がれ落ちると説明を受けました。

私の場合は施術後2日くらいまでヒリヒリした感覚が残りました。人によってはかゆみが出る事もあるそうです。

次の写真は施術後1週間が経過したものです。

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この時期には先ほどの写真にあった黒いぽつぽつはほとんど取れています。

そして、シミ自体もかなり目立たなくなりました!

病院の説明では、1か月おきに数回施術をした方がいいというお話でしたが、1回の施術でも十分に効果があったので、2回目以降の予約は保留にすることにしました。

次は肝斑の改善のために『トランシーノⅡ』を試してみることにします!

こちらの経過観察も追ってブログで公開をしたいと思います。

お金と時間どちらが大切? 子育てママの葛藤

育休明けのマミートラック

育児休暇から復帰して5か月が経過します。元々配属されていた部署には新しい社員が割り当てられていますので、私は今までとは違う部署に配属になりました。

配属先の部署での仕事は、まさに【マミートラック】にハマりました。仕事があるときはあるのですが、無いときはほぼ1日中ネットサーフィンをする日々。仕事内容も誰にでもできるような雑用です。

これは、子育てとの両立が大変でしょという会社側からの「配慮」なのか、拘束時間の短い主婦に重要な仕事は任せられないという「見限り」なのかとぼんやりと考えてしまします。

 

 

楽な仕事で給料をもらうことと、やりがいのある仕事で時間を消費すること。 どちらの選択をする?

いまの仕事内容は本当に楽です。大した仕事をしなくても十分な給料が毎月支払われます。残業もないため、夕方から子供との時間も確保できるし、家事も無理なくこなせます。

しかし、毎日8:00~17:00までの拘束時間に得られるものはほとんどありません。新しいスキルや有意義な人間関係の構築など自分をステップアップする要素がないまま無意味に時間を捨てているようなものです。

では、本当に自分が楽しいと思える仕事に転職するべきでしょうか?転職することで自分の時間を有意義なものにすることはできると思います。しかし、給料が減ったり、残業が増えたりすることで、子育てとの両立が難しくなるリスクもあります。

 

今のまま会社では適当に時間をつぶし、十分な給料と残業0の状況に甘んじるか、自分がワクワクするような新天地を探すか。子育てとの両立も考えるとなかなか思い切った決断ができない主婦の方は私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

転職するならタイミングの見極めと、強い転職理由を持つ

何となく今の状況にモヤモヤしていて、転職したらもっと楽しく毎日が過ごせるのではないかという曖昧な理由で転職するのは危ないです。隣の芝生は青く見えるかもしれませんが、ゴミがたくさん落ちていたり、虫がたくさんいるかもしれません。転職してからしか見えない現実がたくさんあります。

仕事は辞めたり変えたりすることができますが、子育てや家族は辞めることができません。転職はいつでもできますが、子供が1歳、2歳、3歳とかわいい盛りの時期はあという間に過ぎてしまいます。

今の仕事がマミートラックで退屈でも、そのおかげで子供との時間を確保できているのならそれでもいいかもしれません。子供に手がかからなくなってからでも転職はできます。今は人生100年といわれていますし、健康寿命も延びています。40代以降からでも新しい仕事にチャレンジすることも遅くないでしょう。

 

それでも、どうしても今やりたい仕事が見つかってしまったら、転職するのもありでしょう。強い動機があるのでしたら家族と相談して転職を考えるでしょう。自分が転職することで家族に金銭的や時間の負担をかけるかもしれませんが、それ以上に自分を突き動かすような動機があることを理解してもらいましょう。それほど強い動機があるのでしたら、給与が下がったり、残業が増えたりしても自分のやりたいことに時間を使いたいものです。

 

子育て中は時間の制約もあり、会社からの評価も下がりがちになります。でもそれは一時のことです。目先の評価や利益にとらわれず、10年後、20年後自分はどうなっていたいのか。そのために今何をするべきなのかという長期的な視野をもって仕事や子育てと向き合っていきたいです。

子育ては夫婦でするものじゃないの??

子育てモヤモヤ① 子どもが保育園に行けない時に、夫が子供の面倒を見るのは『協力的』?

4月から子どもが保育園に通うようになりました。入園後3か月ほど経ちましたが、さっそく病気の洗礼を受けています。

先月は1か月のうち半分以上を体調不良でお休みしています。当然、子どもが保育園に行けない時は『誰か』が子どもの面倒を見ていないといけません。先月は幸運にも10日ほどは両親に頼ることができ、私は会社へ出社することができました。両親にお願いできない日は私や主人が子どもと過ごすのですが、私が会社に出社して夫が子どもと家で過ごしていると、会社の同僚からは「いい旦那さんだね。」「協力的な旦那さんだね」と言われます。

私(妻・母)が子どもの面倒を見るのは【当然】だけど、夫(父)が子どもの面倒を見るのは【協力的】で【いい旦那】という考えがはびっこてちるのだな・・・と残念に思いました。

 

子育てモヤモヤ② 休日に子どもを預かってくれる夫は『いい旦那さん?』

また先日、子どもを夫に預けて友人とランチをしたときのことです。

「休日に子どもの面倒を見ててくれるなんでいい旦那さんだね。」と友人(女性)から言われました。もちろん、私の気分転換のために時間を作ってくれたことには感謝していますが、この【いい旦那さん】という言葉に引っ掛かりがあります。普通の旦那さんはそんなことしてくれないのに、理解のある旦那さんねというニュアンスが含まれているのでしょう。この言葉の引っ掛かりは2つあります。

 

①男性が子育てをしたら【称賛される】ものなのか。

②この発言をしたのは女性です。女性でも子育ては女性が主体でするものだという昔ながらの考えが強いのでしょう。

 

子育ては女性の仕事ではない

あたりまえの話ですが、子どもは1人で産めるものではありません。夫婦で子どもを産んで育てると決めたのであれば、夫婦に子育ての責任があります。幸い、私の夫は子育ては【協力するもの】ではなく【夫婦が主体的に行うもの】という考えなので、当たり前に子どもの世話も急な病気の対応もしてくれます。

しかし、まだまだ日本では子育て=母親の仕事という固定観念が強くはびこっています。ワンオペ育児、育児ノイローゼなどの問題も多く取りざたされているのに、子育てに主体的になろうとする男性が少ないのは残念です。なにより、女性自身が子育て=自分の仕事と思い込んでいることに驚かされます。女性の意識が変わって社会に対して声を上げるのが先か、社会が子育ての負担を女性から分散させるのが先かは分かりませんが、このような女性が子育てすべきという意識を持った人が大勢いる社会では女性の社会進出は難しいな・・・と感じました。

 

頭のいい女子は子どもを産まない選択をする?

もし、あなたが年収600万円ほどあって、仕事も充実していて、趣味もたくさんあって、友人にも囲まれた女性だったら、あなたは結婚して子供を産みますか?

頭のいい女の子だったら答えは『ノー』でしょう。だって、今の日本社会で子どもを産んだら、

①仕事でキャリアを積めない(面白い仕事・やりがいのある仕事から外される)

②充実は子育てと家事に追われて趣味を楽しめない。

③同じく友達と遊べない。

という3重苦になりかねないからです。結婚して子供を産んでも【子ども】という大切な存在と出会えても失うものも多すぎます。それに対して、子どもを持って男性が失うものは何でしょう?休日の余暇時間や友人との時間は若干減るかもしれませんが、その程度でしょう。子どもを産むことで失うことは男性より女性の方が圧倒的に多いのです。

 

意識の転換が必要

今の社会制度、社会の価値観のままでは、女性が子どもを産まなくなるのは仕方のないことだと思います。では、どうしたら女性が子どもを産みたい社会になるのか?正直、社会を変えることはできません。社会制度を変えることも、国民の意識を変えることもできません。変えることのできない事を変えようとするのではなく、変えられることを変えていきましょう。つまり、【自分】の意識や考えを変えましょう。

 

私の場合は、

①子どもが体調不良で仕事に行けない場合は、会社に行けない時間を自分のために投資する。例えば、ブログを書いたり、趣味ややってみたかったことにチャレンジしたりする。その中から将来自分のビジネスを持ちたいと考えている。

②毎週土曜日の8時~11時までは好きな事をする。(自分の余暇時間を最初から確保しておく。)

③子育ては1人でするものではない。頼れる人には思いっきり頼り、たまにはベビーシッターや一時預かりを利用して子供と離れる時間を設ける。

 

こんな感じで、子育て・仕事・趣味・遊びに折り合いをつけています。このような方法も、昔ながらの子育て信者からしたら「けしからん!!」と思われてしまうかもしれませんが、子育てやライフスタイルに正解はありません。自分に合った方法を今後も模索していこうと思います。

プロテインを飲んでも太らないしムキムキにもならない!

プロテインの都市伝説??

ここ数年、栄養補助+ダイエットのためにプロテインを飲み続けています。しかし、そのことを知人に話すと、「プロテインを飲むと太る」、「プロテインを飲むとムキムキのマッチョになる」という先入観を持っている人が多いことに気づかされました。

しかし、プロテインを飲んだからと言って、太ったり、ムキムキになることは絶対にありません!!!そんな先入観を持っている人たちに向けて、プロテインを飲むことのメリットを紹介したいと思います。

 

 

プロテインは太らない!

運動をしないでプロテインを飲むと太る!という先入観について説明します。

プロテインは牛乳や大豆などの中から【タンパク質】だけを抽出して、飲みやすいように様々なフレーバーをつけて加工されたものです。タンパク質は、1gあたり4kcalありますので、もちろんプロテインを飲むとカロリーを摂取することになります。しかし、1回あたりに飲むプロテイン量は多くても20gですので、80kcal程度の摂取になります。女性の場合でしたら、1日2回40gも摂取すれば十分ですので、合計160kcalの摂取になります。

さて、この160kcalは太るほど高カロリーなのでしょうか?

下記を参考に考えてみてください。

 

牛乳200ml(コップ1杯)・・・120kcal

ご飯1杯(100g)・・・・・・・160kcal

食パン(6枚切り)・・・・・・・166kcal

板チョコ1枚・・・・・・・・・・390kcal

 

そんなに高カロリーではないと感じませんか?実は、牛乳にしても、チョコレートにしても、カロリーの高い食品にはたくさんの油が含まれています。油は1gあたり8kcalなので、タンパク質(プロテイン)の2倍のカロリーがあります。例えば、牛乳200mlの中にはタンパク質が8グラムほど入っていますが、脂質も9gほど入っています。それでしたらタンパク質の量が多く、脂質の入っていないプロテインの方が健康的だと思いませんか?

またもし日ごろからチョコレートやクッキーなどを食べているようでしたら、それらのお菓子は脂質と糖分の塊です。ちょっと小腹がすいたから・・とお菓子を摘まむくらいならプロテインを飲んで腹ごなしをした方がずっといいですよ!

 

 

プロテインを飲んでもムキムキにはなれない!

でも、プロテインを飲むとムキムキになって足とかが太くなるんでしょ?と思わないでください。そんな簡単に筋肉はつきません。先ほども話した通り、プロテインはただのタンパク質です。タンパク質は、肌や爪、髪などの成分には自然になりますが、筋肉をつけたいなら運動(筋トレ)は欠かせません。

筋トレなどの高負荷トレーニングを行って筋細胞を壊した後にプロテインを飲むことで、筋肉の修復が行われます。その修復の際にプロテインが筋肉を太くしてくれるので、トレーニングもしないでムキムキになることはありません。プロテインは筋肉増強剤のような麻薬ではないのです。ムキムキになることは努力と精神力が必要です。

 

 

プロテインを飲むことのメリット

何度も言っていますが、プロテインはただのタンパク質です。タンパク質は、3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の中の1つなのですが、日本人の食事では不足しがちなモノでもあります。

私たちの食事は、ご飯・うどん・ラーメンなど炭水化物過多になりやすく、タンパク質を毎日十分とるためにもプロテインを飲むことをお勧めします。

プロテイン(タンパク質)は、肌・爪・髪の成分になりますので、それらの質を上げてくれる効果があります。年を取ると髪がパサパサになったり、爪が弱くなったりしますが、タンパク質不足が1つの原因になります。若々しさを保つためにもプロテインを利用して不足しがちなタンパク質を補給してはいかがでしょうか。

資産形成したいなら、貯金ではなく投資すべき理由

預貯金はインフレについていけない

将来に向けて、貯金をしている方が多いのではないでしょうか。しかし、貯金は市場の成長についていくことができません。例えば、50年前の100万円の価値と現在の100万円の価値は違うでしょう。

50年前の初任給(大卒)は平均で75,000円、現在の初任給は200,000円だそうです。(2.6倍)また、50年前の映画鑑賞量は351円、現在は1,800円(5.1倍)、50年前の白米10kgは1,300円前後、現在は3,900円前後(3倍)とモノやサービスの値段は上がっています。モノの価格が上がることをインフレといいますが、インフレが起きると、貨幣の価値が下がります。

例えば、1,000円所有していて、チョコレート1個が100円なら10個買えますが、チョコレートの値段が200円になると5個しか買えません。同じ金額の貨幣を持っていても、それをモノやサービスに変えるとき、少ない量のモノにしか交換することができなくなります。

 

1,000円所有

チョコレート100円 → 10個

チョコレート200円 →   5個

 

では、これを貯金として考えてみます。

老後に向けて毎月1万円ずつ、50年間貯金を続けたら、トータルで600万円貯金を貯めることができます。しかし、50年後にインフレが進んでいて物価が平均で3倍高くなっていたら、50年後の600万円は現在の200万円の価値にしかなりません。そうなると、せっかく貯めた老後資金も生活費として十分な金額ではありませんよね。これが、預貯金がインフレについていけないということです。

 

預貯金の金利は0.01%

2019年時点での、普通貯金の金利は0.01%ほどです。もし、100万円を1年間預けたとして、100円の利息しかつきません。(しかも20%は税金として取られますので、実質は80円になります。)これでは、いくらたくさんのお金を貯金してもお金を増やすことはできません。眠っているお金は、年月が経過するほど、社会のインフレについていけずにその価値を下げていってしまうのです。

 

お金は貯金に眠らせない。お金に働いてもらうという発想

貯金に預けているお金を眠っているお金というのなら、株や債券などに投資しているお金は働いているお金と言えます。眠っているお金は、増えることも減ることもありません。(インフレが進む社会では、実質的にその価値は下がります。)それに対し、市場にさらされた株や証券、債券などは、市場の相場いよって変動します。景気が悪くなれば元本割れするし、景気が良くなれば多くの利益を得ることができます。

預貯金はノーリスク・ノーリターンですが、株や債券はハイリスク・ハイリターンと思われています。ハイリスクとは、元本が減ることだけでなく、増えることも含めてその資産価値の変動が大きいという意味で『リスク』と呼んでいます。

しかし、日本では株や債券は競馬やパチンコと同じような賭け事のようなイメージで広く一般的に広がっていません。「どうせ損するだろう」という潜在意識があるのかと思います。しかし、株や債券はちょっと工夫すれば、ローリスク・ミドルハイリターンにすることができるのです。完全な運任せの競馬やパチンコとは違うのです!!

 

ローリスク・ミドルハイリターンのインデックス投資

インデックス投資をご存知でしょうか?インデックスとは、主要な経済指標と連動するように運用されているインデックスファンドに対する投資のことです。

例えば、日経平均株価連動型のインデックスだったら【日経225】という商品が有名です。これは、主要225銘柄全てに均等に分散投資をするという商品ですので、その中の1社や2社が経営危機になったとしても、全く問題ありません。また、日経平均株価のチャートと同じように商品のチャートも連動します。

また、日本以外にも先進国の株式連動型、債券連動型、新興国の株式連動型などバリエーションも豊富です。

もちろん、インデックスの商品の中にもリスクの高いものと低いものがあります。

株式連動型なら、以下のような順位になるでしょう。

先進国株インデックス<日本株インデックス<新興国株インデックス

自分がどのタイプの商品に投資するかは、自分がどれくらいのリスクを許容できるかで考えるといいでしょう。

 

インデックス投資は、株式市場、債券などに連動して価格が推移します。下の表を見てください。日経平均株価とダウ平均株価の推移になります。

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日経平均株価

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ダウ平均株価

資本主義経済の下では、常に市場は成長し続けます。つまり、日経やダウの株式を広く少量ずつ集めたインデックス商品に投資をすることで、市場の成長に見合ったリターンを得ることができると考えられます。

 

インデックス投資のメリット

①経済指標への分散投資なので、リスクが分散される。

投資信託は少額の掛け金から始められる。

③市場の成長とともに、ローリスク・ミドルハイリターンの成果が期待される。

④市場の短期的な動きに一喜一憂する必要がない。

 

気になった方は、銀行や証券会社の商品をチェックしてみてください。

会社員のための節税対策②(ideco)

会社員には限られた節税対策しかない

会社を経営している人は、いろんな支出を経費として計上することで、上手に節税対策することができます。

売上-経費=利益

会社の税金は利益に対してかかってきます。利益が多くなればなるほど税金も高くなり。利益が少なくなれば税金は下がります。では、そうしたら会社の節税対策になるでしょう?

 

例えば、会食に行ったら会議費や接待費に充てたり、本を買ったら会社の勉強用として図書費に充てたりすることで、会社にとって必要な経費にすることができます。経費が増えれば利益は減っていきますね。つまり、経費を上手に利用して税金を減らすことができるのです。

 

この『会社の経費』を上手に使うと、自分のお財布を使わなくてもよくなることに気が付きます。読みたい本があったら会社の経費で購入する、車を社用車として会社の経費で購入する、飲食代は接待費として計上する、、、どんな支出も経費にすることができてしまうのです。

 

iDeCoってどんな制度?

しかし会社員(サラリーマン)では経営者のような節税対策はできません。せっせと働いて得た収入からはがっつり税金が取られてしまいます。そこで、会社員の人にお勧めしたい節税対策にiDeCoという制度があります。

 

iDeCoとは、個人型確定拠出年金の愛称になります。老後資金といえば、みなさん毎月の給与から国民年金公的年金を収めているかと思います。これらの年金は、国から納めることを制度で義務付けられています。それとは別に、個人で年金を積み立てる制度がiDeCoになります。

なぜiDeCoが節税対策になるのかというと、積み立てた掛け金が全額所得控除になるからです。つまり、年収400万円の会社員が毎月20,000円ずつiDeCoに積み立てていたら、年間で240,000円の所得控除となるのです。

 

積み立てられる金額は、勤めている会社によって異なりますが、専業主婦の場合は23,000円/月、公務員の場合は12,000/月、企業年金のない会社の会社員の場合は23,000/月が上限となります。

 

iDeCoは個人積み立て年金なので、既存の年金制度のように今後支払われなくなる心配もありません。積み立てた掛け金は自分の老後に確実に戻ってきます。

 

運用利益も非課税

iDeCo投資信託などの金融商品に運用することも可能です。この時、運用によって出た運用益も非課税の対象となります。通常の運用ですと運用益の20%は課税対象になりますので、この点も大きなメリットです。

 

iDeCoで資産運用をする場合、20歳から始めると運用期間は60歳になるまで40年間と長期になります。長期運用のメリットは、世界全体の市場の成長の波に乗れることです。今から40年前より、今の方がずっと市場は成長しています。資本主義経済を信じるのなら、今から40年後はさらに市場が発展しているでしょう。このような市場に自分の資産を預けることで、毎月掛けた金額以上のリターンを非課税で受け取れるかもしれないという夢があります。

 

iDeCoのデメリット

デメリットというほどの点ではありませんが、iDeCoは60歳になるまで解約ができません。しかし、年に1回掛け金の見直しができるので、そのタイミングで掛け金を減額することができます。長い期間払い続けるので、お子さんの進学や家族の事情などで今までと同額の掛け金を払い続けることができなくなるタイミングもあるかと思います。そんな時は減額制度を使ってiDeCoを続けることができます。

 

メリットしかない!今すぐ始めるのがベスト

iDeCoは2017年から制度がスタートしましたが、まだ認知度も低く、加入者も少ない状況です。しかし、この制度には会社員にとってメリットしかないのでやらない理由がありません。

節税 + 老後資金の確保 + 資産運用

こんな得だらけの制度なので、ぜひ金融機関からiDeCoの情報を集めて自分に合った運用をしてみてください。

オランダのマリファナ事情から、日本の矛盾を考えた

アムステルダムマリファナの街??

2019年のゴールデンウィークは10連休でした。またとないチャンスを利用してオランダ、ベルギー、フランスの3か国を旅行しました。

オランダ・アムステルダムは花市場やキューケンホフ公園などの花や運河の都として美しく有名な街ですが、実はそれ以外にも違った側面がある街です。

アムステルダム(オランダ)は、マリファナ大麻)が合法な国です。マリファナを売っている場所がいたるところにあるのですが、【Coffee Shop】と看板のあるお店は、マリファナを買えて、店内で吸うこともできるようです。


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コーヒーショップ

 

日本での【カフェ】だと思って入店してしまうと、マリファナを売っているのでびっくりしてしまいます。店内ではもちろんマリファナを吸っている人もいるので日本人が知らずに【Coffee Shop】に入店してしまわないように注意しましょう。

※オランダはマリファナが合法ですが、日本人がマリファナ合法国でマリファナを吸うのは違法になります!!

 


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また、マリファナはタバコのように吸うだけではなく、お菓子として販売もされています。上の写真はマリファナ入りのクッキーです。普通のマカロンやワッフルと同じショーケースの中に入っているのだから、知らないで買ってしまいそうですね。

マリファナ入りのお菓子は【CANNABIS】と記載され、葉っぱのマークが描かれていますので、アムステルダムを散策するときは、ショーウインドウの中から探してみてください。

 

 

マリファナとタバコ・酒は何が違うの?

マリファナ、コカイン、覚せい剤など、日本では危険ドラッグとして使用を固く禁止されているのに、こんなにオープンにマリファナを売っていることに驚きます。こんなに普通に売ってて(使用もしてるでしょう)大丈夫なの??と疑問に思ったので、マリファナの危険性機につて調べてみました。

 

すると意外なことに、マリファナより酒やタバコの方が体に悪そうなデータがいくつも集まりました。

【 依存度 】マリファナ < 酒 < タバコ

健康被害マリファナ < 酒 < タバコ

【 覚醒度 】タバコ < マリファナ < 酒

【 陶酔度 】タバコ < マリファナ < 酒

 

意外なことに健康面と依存度はマリファナが最も低いようです。ただ、タバコよりタールの量が4倍多いようなので、それだけ肺がんなどになる危険性は高いでしょう。

 

お酒はOKマリファナはNGの矛盾点

日本でお酒は20歳以上になれば誰でも飲むことができます。

しかし、お酒を一気飲みしたことによる急性アルコール中毒での死亡や、お酒に酔った喧嘩、殺人、飲酒運転などの事件が無くなることはありません。『節度を持ってお酒を楽しみましょう』とは言いますが、節度を持てないがために命を落とす事例は数多くあります。

では、『節度を持ってマリファナを楽しみましょう』はなぜNGなのでしょう?上のデータからは、マリファナはお酒やタバコと比べても害が少なそうですが、、、

お酒は節度を持って楽しめばOK、でもたまにはお酒がらみの殺人や交通事故もあるよね。と認めているのに、マリファナは一発アウト!!という点に矛盾を感じてしまいました。

 

世界はマリファナ合法化の流れ

2018年、カナダでマリファナが合法となりました。また、2019年にはグアムが合法化されました。それ以前にもアメリカのワシントン州コロラド州、オランダ、オーストラリアなどがマリファナを合法としています。

世界では合法化が進んでいるように思われますが、その理由は2つあるのではないでしょうか。

①酒やタバコ程度(以下)の健康被害、社会的害しかないことが判明した。

マリファナを違法のままにすると、闇ルートからの調達となり、暴力団やマフィアの資金源となってしまう。

 

①は先ほど述べたとおりですが、②のマリファナを資金源としている裏社会の組織に資金が流れることを阻止したいという考えもあるのではないでしょうか。マリファナを合法化すれば、そこにビジネスが生まれます。表のビジネスとして資金の流れを作ることで反社会的組織への資金流入を防ぐことにつながります。

 

今後、ほかの国や地域でも合法化が進んでいくのではないでしょうか。アメリカやEU各国が先頭を切って合法化しているのだから。