子育てママのslow life

1児の母、会社員、妻、女。仕事・育児・家事・趣味など日々考えていることを綴っていきます。

子育ては夫婦でするものじゃないの??

子育てモヤモヤ① 子どもが保育園に行けない時に、夫が子供の面倒を見るのは『協力的』?

4月から子どもが保育園に通うようになりました。入園後3か月ほど経ちましたが、さっそく病気の洗礼を受けています。

先月は1か月のうち半分以上を体調不良でお休みしています。当然、子どもが保育園に行けない時は『誰か』が子どもの面倒を見ていないといけません。先月は幸運にも10日ほどは両親に頼ることができ、私は会社へ出社することができました。両親にお願いできない日は私や主人が子どもと過ごすのですが、私が会社に出社して夫が子どもと家で過ごしていると、会社の同僚からは「いい旦那さんだね。」「協力的な旦那さんだね」と言われます。

私(妻・母)が子どもの面倒を見るのは【当然】だけど、夫(父)が子どもの面倒を見るのは【協力的】で【いい旦那】という考えがはびっこてちるのだな・・・と残念に思いました。

 

子育てモヤモヤ② 休日に子どもを預かってくれる夫は『いい旦那さん?』

また先日、子どもを夫に預けて友人とランチをしたときのことです。

「休日に子どもの面倒を見ててくれるなんでいい旦那さんだね。」と友人(女性)から言われました。もちろん、私の気分転換のために時間を作ってくれたことには感謝していますが、この【いい旦那さん】という言葉に引っ掛かりがあります。普通の旦那さんはそんなことしてくれないのに、理解のある旦那さんねというニュアンスが含まれているのでしょう。この言葉の引っ掛かりは2つあります。

 

①男性が子育てをしたら【称賛される】ものなのか。

②この発言をしたのは女性です。女性でも子育ては女性が主体でするものだという昔ながらの考えが強いのでしょう。

 

子育ては女性の仕事ではない

あたりまえの話ですが、子どもは1人で産めるものではありません。夫婦で子どもを産んで育てると決めたのであれば、夫婦に子育ての責任があります。幸い、私の夫は子育ては【協力するもの】ではなく【夫婦が主体的に行うもの】という考えなので、当たり前に子どもの世話も急な病気の対応もしてくれます。

しかし、まだまだ日本では子育て=母親の仕事という固定観念が強くはびこっています。ワンオペ育児、育児ノイローゼなどの問題も多く取りざたされているのに、子育てに主体的になろうとする男性が少ないのは残念です。なにより、女性自身が子育て=自分の仕事と思い込んでいることに驚かされます。女性の意識が変わって社会に対して声を上げるのが先か、社会が子育ての負担を女性から分散させるのが先かは分かりませんが、このような女性が子育てすべきという意識を持った人が大勢いる社会では女性の社会進出は難しいな・・・と感じました。

 

頭のいい女子は子どもを産まない選択をする?

もし、あなたが年収600万円ほどあって、仕事も充実していて、趣味もたくさんあって、友人にも囲まれた女性だったら、あなたは結婚して子供を産みますか?

頭のいい女の子だったら答えは『ノー』でしょう。だって、今の日本社会で子どもを産んだら、

①仕事でキャリアを積めない(面白い仕事・やりがいのある仕事から外される)

②充実は子育てと家事に追われて趣味を楽しめない。

③同じく友達と遊べない。

という3重苦になりかねないからです。結婚して子供を産んでも【子ども】という大切な存在と出会えても失うものも多すぎます。それに対して、子どもを持って男性が失うものは何でしょう?休日の余暇時間や友人との時間は若干減るかもしれませんが、その程度でしょう。子どもを産むことで失うことは男性より女性の方が圧倒的に多いのです。

 

意識の転換が必要

今の社会制度、社会の価値観のままでは、女性が子どもを産まなくなるのは仕方のないことだと思います。では、どうしたら女性が子どもを産みたい社会になるのか?正直、社会を変えることはできません。社会制度を変えることも、国民の意識を変えることもできません。変えることのできない事を変えようとするのではなく、変えられることを変えていきましょう。つまり、【自分】の意識や考えを変えましょう。

 

私の場合は、

①子どもが体調不良で仕事に行けない場合は、会社に行けない時間を自分のために投資する。例えば、ブログを書いたり、趣味ややってみたかったことにチャレンジしたりする。その中から将来自分のビジネスを持ちたいと考えている。

②毎週土曜日の8時~11時までは好きな事をする。(自分の余暇時間を最初から確保しておく。)

③子育ては1人でするものではない。頼れる人には思いっきり頼り、たまにはベビーシッターや一時預かりを利用して子供と離れる時間を設ける。

 

こんな感じで、子育て・仕事・趣味・遊びに折り合いをつけています。このような方法も、昔ながらの子育て信者からしたら「けしからん!!」と思われてしまうかもしれませんが、子育てやライフスタイルに正解はありません。自分に合った方法を今後も模索していこうと思います。