子育てママのslow life

1児の母、会社員、妻、女。仕事・育児・家事・趣味など日々考えていることを綴っていきます。

お金と時間どちらが大切? 子育てママの葛藤

育休明けのマミートラック

育児休暇から復帰して5か月が経過します。元々配属されていた部署には新しい社員が割り当てられていますので、私は今までとは違う部署に配属になりました。

配属先の部署での仕事は、まさに【マミートラック】にハマりました。仕事があるときはあるのですが、無いときはほぼ1日中ネットサーフィンをする日々。仕事内容も誰にでもできるような雑用です。

これは、子育てとの両立が大変でしょという会社側からの「配慮」なのか、拘束時間の短い主婦に重要な仕事は任せられないという「見限り」なのかとぼんやりと考えてしまします。

 

 

楽な仕事で給料をもらうことと、やりがいのある仕事で時間を消費すること。 どちらの選択をする?

いまの仕事内容は本当に楽です。大した仕事をしなくても十分な給料が毎月支払われます。残業もないため、夕方から子供との時間も確保できるし、家事も無理なくこなせます。

しかし、毎日8:00~17:00までの拘束時間に得られるものはほとんどありません。新しいスキルや有意義な人間関係の構築など自分をステップアップする要素がないまま無意味に時間を捨てているようなものです。

では、本当に自分が楽しいと思える仕事に転職するべきでしょうか?転職することで自分の時間を有意義なものにすることはできると思います。しかし、給料が減ったり、残業が増えたりすることで、子育てとの両立が難しくなるリスクもあります。

 

今のまま会社では適当に時間をつぶし、十分な給料と残業0の状況に甘んじるか、自分がワクワクするような新天地を探すか。子育てとの両立も考えるとなかなか思い切った決断ができない主婦の方は私以外にもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

転職するならタイミングの見極めと、強い転職理由を持つ

何となく今の状況にモヤモヤしていて、転職したらもっと楽しく毎日が過ごせるのではないかという曖昧な理由で転職するのは危ないです。隣の芝生は青く見えるかもしれませんが、ゴミがたくさん落ちていたり、虫がたくさんいるかもしれません。転職してからしか見えない現実がたくさんあります。

仕事は辞めたり変えたりすることができますが、子育てや家族は辞めることができません。転職はいつでもできますが、子供が1歳、2歳、3歳とかわいい盛りの時期はあという間に過ぎてしまいます。

今の仕事がマミートラックで退屈でも、そのおかげで子供との時間を確保できているのならそれでもいいかもしれません。子供に手がかからなくなってからでも転職はできます。今は人生100年といわれていますし、健康寿命も延びています。40代以降からでも新しい仕事にチャレンジすることも遅くないでしょう。

 

それでも、どうしても今やりたい仕事が見つかってしまったら、転職するのもありでしょう。強い動機があるのでしたら家族と相談して転職を考えるでしょう。自分が転職することで家族に金銭的や時間の負担をかけるかもしれませんが、それ以上に自分を突き動かすような動機があることを理解してもらいましょう。それほど強い動機があるのでしたら、給与が下がったり、残業が増えたりしても自分のやりたいことに時間を使いたいものです。

 

子育て中は時間の制約もあり、会社からの評価も下がりがちになります。でもそれは一時のことです。目先の評価や利益にとらわれず、10年後、20年後自分はどうなっていたいのか。そのために今何をするべきなのかという長期的な視野をもって仕事や子育てと向き合っていきたいです。