浜松市の子育て支援【はますくヘルパー】を利用してみました
浜松市では、子育て世帯に対していくつかの支援制度があります。その中で今回は【はますくヘルパー】というものを利用してみました。
どんな制度?
はますくヘルパーとは、妊娠中から、赤ちゃんが1歳になるまでの期間に家事や育児をサポートしてもらえる制度です。市と提携しているいくつかの事業所の職員が家まで出張で来てくださり、掃除や買い物、赤ちゃんのお世話を手伝ってくれます。
1時間単位で利用でき、赤ちゃんが1歳になるまでの間に50時間まで利用することができます。(双子の場合は100時間までだそうです。)
利用料金のうち、1時間当たり1,000円を市が負担してくれます。例えば、1時間の利用料が1,300円、交通費が200円の事業所を2時間利用した場合、
(1,300円×2時間+200円)-(1,000円×2時間)=800円
たった800円で2時間も自宅の家事や赤ちゃんのお世話を手伝ってもらえます!!
申し込み方法は?
申し込みをするためには市役所で手続きをする必要があります。母子手帳と認印を持参して市役所へ伺ってください。ただ、申し込みをした後実際に利用できるようになるまで1カ月以上かかりました。(理由はよくわかりませんが。。)なので、早めに手続きをすることをお勧めします。
実際にお願いできることは?
はますくヘルパーではお願いできることと、できないことがあります。ほとんどの日常的な家事はお願いすることができますが、豪華な料理(おせち料理やパーティー料理)を作ってもらったり、エアコンや換気扇の掃除などの掃除はお願いできません。具体的には上記ホームページでご確認ください。
利用してみた感想
私はシルバー人材センターという事業所でヘルパーをお願いしました。利用料金は1時間あたり1,300円と交通費です。2時間利用しましたが、私の負担額は840円でした。
シルバー人材センターというだけあって、来ていただいた方はたぶん70代くらいのおばあちゃんです。とても気さくでいい方でした。
今回はお掃除をお願いしたのですが、クオリティがすごかったです!!
正直、部屋に掃除機をかけてもらって、トイレやお風呂掃除もしてもらえたらいいな程度に考えていましたが、ものすごーく丁寧なお掃除をしていただきました。
まずお部屋ですが、掃除機かけ+雑巾がけ+細かい場所の埃をはけで取ってくれる+コロコロまでしていただきました。
そして、お風呂などの水回りも排水溝の掃除から、鏡ふき、カビ取りまでしていただきました。
お掃除が終わった後は髪の毛一つ落ちていないほどピカピカでした。あまりにも感動して頭が下がりっぱなしでした。
ちなみに、私がちょっと不便だなと感じたことは下記の2点です。
- ヘルパーさんが家にいる間は、外出することができない。
- ヘルパーさんに赤ちゃんを預けることができない。
家事をお願いしている間は、自分が買い物や散歩に行くことはできません。せっかく家事もお願いしているし、赤ちゃんとお散歩でも行きたいな。と思ったのですが規則でダメでした。ちょっと残念。
またベビーシッターさんではないので、赤ちゃんを預けることもできません。赤ちゃんが同行できない用事がある時はベビーシッターや一時預かりを利用することになりそうです。
支援制度はどんどん使って子育てを楽しもう
妊娠中は体が重くて家事が大変ですが、子育てが始まってからも赤ちゃんに気を取られてなかなか家事ができない方も多いかと思います。今は共働きの夫婦も多いかと思います。そんな中で、女性がすべて責任をもって頑張る必要がありますか。私は、女性が子育ても家事も仕事も完璧にこなす必要はないと思います。そんな完璧なママを目指しても、大変なだけですよね。もっと子育ても楽しみたいし、仕事や好きなこと、趣味だって思いっきり楽しみたいです。
ヘルパーさんにお掃除をしていただいている間、申し訳ないな。。という気持ちも少なからず感じました。でも、その間とても有意義に時間を使うことができました。赤ちゃんと遊ぶこともできますし、自分の趣味を楽しむこともできます。今後も定期的にお願いしようと思っています。