子育てママのslow life

1児の母、会社員、妻、女。仕事・育児・家事・趣味など日々考えていることを綴っていきます。

原付未経験からバイク(普通二輪)の免許を取るまで①

申し込みまで

事前確認

二輪免許の講習に申し込むためには、①バイクにまたがった時に足が地面につく、②倒れたバイクを起こすことができる、ということが必須になります。

私は身長157㎝、体重46㎏という体型です。①のバイクにまたがった時、足はつま先が届く程度でした。②のバイクを起こすことは、コツを掴めばできるようになりましたので、無事申し込みをすることができました。

 

講習コースの選択 

申し込みの際、①11万円で一通りの講習が受けられるコースと、②12万円で一通りの講習+必要に応じて追加の講習が何度でも受けられるコースの選択がありました。全ての講習の課題を時間内にクリアできる自信があるのなら①のコースがお得かと思います。でも、バイクどころか原付の経験もない私は②のコースを選択することにしました。

 

託児所の利用

今回お世話になった自動車学校には託児施設がありました。無料で子どもを預けることができるのですが、預けられる時間は9:00~16:10までと決められております。なので、子どもを預けることができる昼間の講習を受けられるように日程を調整していただきました。

託児室には、常時2名ほどの職員がおります。保育士の免許を持った方たちなので安心して預けることができました。講習が長引くときは、ミルクや離乳食のお世話もしていただくことができ、講習に集中することができます。

 

 

第一段階(基本的な動作)

①初日

初めての講習では、バイクの乗り降り・スタンドをかける(外す)・エンジンを入れてギアをチェンジするなどの基本的な動作から習います。申し込み前の確認ではスタンドが立てた状態でバイクにまたがりましたが、スタンドを外した状態では乗り降りも大変です。またがる前にバランスを崩してバイクを倒してしまうこともしばしば。

バイクにまたがってロウギアで少し動かすのも最初は怖かったです。バイクが倒れるのではないかとビクビクして足をバイクに乗せることもできませんでした。「自転車と同じ要領だよ。」と教官から言われましたが、転んだ時の悲惨さを考えると怖さが数倍です。こんな状況で乗れるようになるのかな・・と不安になる初回でした。

 

②外周、カーブの練習

バイクにとりあえす乗ることができたら外周(自動車学校内コースの中)を走ることができます。ここでは、直線でギアをロウ→2、3、4と上げていき、時速40kmほどで走行することと、カーブの前にギアを落として車体をバンクさせながらカーブを曲がることを習得します。

 

③交差点の練習

外周が問題なく走行できるようんあったら、交差点に進入して右折・左折の練習をします。交差点でのスムーズな停止・発車や、交差点を曲がる際の車線変更、小回りなどの技術が求められます。

 

一本橋・8の字・S字・クランクの練習

一本橋では、細い道を左右に揺れなく走行する技術を求められます。橋を渡りきるまでに7秒以上かけ、ゆっくり安定させた走行をします。

8の時では、バイクの車体をパンクさせながら走行する技術を習います。

S字やクランクでは細い道での丁寧な走行技術を習います。

 

バイクを乗る際、車体を傾けて(バンクさせて)進行方向を変える技術がとても大切だとこの練習から学びました。でも、バイクを傾けるためにはブレーキやクラッチ操作を細やかに行う技術だけでなく、バイクが倒れるかもしれないといく恐怖心を乗り越える必要があります。原付すら未経験の私はなかなかバンクさせることができず、この講習をクリアするために5時間以上かかりました。

 

スラロームの練習

スラロームは、バイクを左右に傾けながら障害物を避けて走行する技術です。よく暴走族がやっているやつですね。ここでもバイクを傾ける技術が必要になってきます。アクセルを入れて車体を起こす→ブレーキで車体を傾ける  という反復をリズムよく行います。

スラロームは通過時間が8秒以内でないと合格できません。私は、 ブレーキとアクセルのタイミングがなかなか掴めませんでした。また、ブレーキの際にクラッチを握るのが一般的なやり方だそうですが、私の場合はクラッチなしで足ブレークのみにしたことでタイミングをつかむことができました。

 

第一段階を終えるまで、基本的な講習時間は9時間ですが、私は約3倍の26時間かかりました。教官の方たちとも顔見知りになり、よくバイクに乗っているところを見ていただき、たくさんのアドバイスをいただくことができました。学校を卒業してしまうとバイクの乗り方を教えてくれたり指摘してくれる機会がなくなってしまいますので、時間がかかってもじっくりと講習をうけることができたことはよかってと思います。最初のうちは本当に下手くそでしたが、バイクは乗ったら乗っただけ上達します。焦らず

じっくりと見てもらえるコースを申し込んだおかげで自信が持てるまで練習することができました。

 

次回、第2段階の路上走行を前提とした講習についてお伝えしたいと思います。